⑤マカロニインポートを使って仕訳を投入する手順(実践編)

※この内容は、画面の動きと一緒に見る方が分かりやすいテーマです。
この動画では、マカロニインポートを使って 日計表(Excel)→仕訳データ作成→弥生会計へインポート までの流れを実演しています。
文章では全体の手順と注意点だけを整理していますので、見返し用として活用してください。

マカロニインポートで使用する
仕訳投入用のExcelファイル一式は、
テンプレ集ページに掲載しています。

この動画でやっていること

この動画では、初期設定済みの「仕訳変換ファイル」を使い、
社内の日計表(Excel)から仕訳を作成して弥生会計に投入する手順を実践します。

仕訳変換ファイルの入力ポイント

設定シート(黄色セルのみ入力)で、次を設定します。

  • ファイル名:作成する仕訳の名前(例:売上計上、経費精算など)
  • パス名:変換データの保存先(初期設定で設定済み)
  • 仕訳日付:例)2023/4/1 → 20230401
  • 補助科目更新:補助科目シートを差し替えたら必ず実行(表示されなくなるのを防ぐ)

仕訳入力シートの注意点

  • 日付が未入力だとエラーになる
  • 借方・貸方の合計が一致していないとエラーになる
  • 1行に借方・貸方の両方は入力できない(行を分ける)
  • マイナス入力はできない(インポート時エラーの原因になりやすい)

実際の作業の流れ(日計表→インポート)

  1. 日計表シートを仕訳変換ファイルにコピー
  2. 仕訳を作り、金額は日計表と数式で連動させる
  3. 日計表側の入力を差し替えるだけで仕訳も更新される状態にする
  4. 変換実行で テキストファイル(インポート用) を作成
  5. 弥生会計で「仕訳日記帳」→「ファイル」→「インポート」から取り込む

仕訳の修正方法

  • 弥生会計側で仕訳を削除
  • 保存されているExcelファイルを修正して、再度変換・インポート
    (必要ならファイル名を変えて作り直し)

まとめ

日計表テンプレートと仕訳テンプレートを作っておけば、
毎日の作業は「貼り付け→変換→インポート」に近い形になります。
件数が多い・部門が多い会社ほど効果が大きい方法です。

ABOUT US
macaroni
大阪府在住。 中小企業・上場企業の経理部、税理士事務所での監査業務などを経験。 現場でひとりバックオフィスを回してきた経験から、 「無理なく続く経理の仕組みづくり」をテーマに情報を発信しています。