※この内容は、画面操作とあわせて見ることで理解しやすいテーマです。
この動画では、弥生会計に対応した マカロニインポートの初期設定 を、
勘定科目・補助科目・部門データの準備から、仕訳フォルダ設定まで一通り解説しています。
文章では全体の流れと注意点を整理していますので、
初期設定の確認や見返し用として活用してください。
マカロニインポートで使用する
仕訳投入用のExcelファイル一式は、
テンプレ集ページに掲載しています。
この動画でやっていること
この動画では、弥生会計に対応したマカロニインポートの初期設定を行っています。
会計ソフトのインポート機能は、 少しの設定ミスでもエラーが出やすいため、 最初に必要な準備をまとめて行います。
初期設定の全体像
初期設定の流れは、大きく次のステップに分かれます。
１．弥生会計で勘定科目・補助科目・部門を登録
２．それぞれのデータを弥生会計からエクスポート
３．テキストデータをCSV形式に変更
４．マカロニインポートの初期設定ツールに貼り付け
５．仕訳変換ファイルへマスターデータを反映
６．補助科目更新の実行
７．仕訳フォルダの作成とパス設定
一度設定してしまえば、 日常的に使うのは仕訳変換ファイルだけになります。
弥生会計側での準備
まず、弥生会計で以下の登録を済ませておきます。
- 勘定科目
- 補助科目
- 部門
登録が終わったら、 それぞれを 一覧表としてエクスポート します。
出力されたファイルはテキスト形式なので、 拡張子を「.csv」に変更して使用します。
初期設定ツールへの貼り付け
マカロニインポートには、
- 勘定科目ツール
- 補助科目ツール
- 部門ツール
の3つの初期設定ファイルがあります。
それぞれに対応するCSVデータを貼り付け、 抽出・保存を行います。
作成したデータは、 最終的に仕訳変換ファイルのマスターシートへ貼り付けます。
補助科目更新と注意点
マスターを貼り替えたあとは、 必ず 「補助科目更新」ボタン を押します。
これを行わないと、 仕訳入力時に補助科目が表示されません。
弥生会計側で補助科目を追加・変更した場合も、 同じ作業が必要になります。
仕訳フォルダの設定
仕訳変換を実行すると、 インポート用データは指定したフォルダに保存されます。
- 仕訳フォルダを作成
- フォルダのパスをコピー
- 仕訳変換ファイルの「パス名」に貼り付け
- 最後に「￥（円マーク）」を付ける
この設定を忘れると、 意図しない場所にファイルが作成されるため注意が必要です。
まとめ
マカロニインポートの初期設定は、 作業量が多く少し大変ですが、最初の一度だけです。
この設定を済ませておくことで、 Excelデータを使った仕訳入力が安定し、 後の作業を大きく効率化できます。
細かい操作は動画で確認し、 文章では全体の流れとポイントを押さえてください。
次回予告
次回は マカロニインポートを使った仕訳投入 を実際に行っていきます。
初期設定したファイルを使って、
Excelのデータをどのように仕訳に変換し、弥生会計へ取り込むのか、
実務の流れに沿って解説します。
