※この内容は、画面を見ながら進める方が分かりやすいテーマです。
この動画では、弥生会計の伝票辞書を使って、定型仕訳を呼び出す仕組みと登録の流れを解説しています。
文章では、仕訳辞書との使い分けや考え方を整理していますので、見返し用として活用してください。
この動画でやっていること
この動画では、弥生会計の「伝票辞書」の登録方法と考え方を解説しています。
仕訳入力を速く・正確に行うためには、 仕訳をその場で考えるのではなく、あらかじめ定型化して呼び出す仕組みを作ることが重要です。
弥生会計の仕訳入力方法は2つある
弥生会計には、仕訳の入力方法が大きく分けて2つあります。
① 帳簿からの入力
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 売掛帳・買掛帳
といった帳簿形式で、1行仕訳を入力する方法です。
この入力方法では、 仕訳辞書(1行仕訳の辞書)を登録しておくと効率が上がります。
② 伝票からの入力
- 振替伝票
- 入金伝票
- 出金伝票
複数行になる仕訳や、 1行仕訳では入力しにくい取引を扱う場合に使います。
このときに活躍するのが、伝票辞書です。
伝票辞書を使うと何が楽になるか
伝票辞書に取引を登録しておくと、 振替伝票入力時に、登録済みの仕訳を一覧から呼び出せます。
- 入力の手間が減る
- 勘定科目や並びを間違えにくい
- 入力ミスが減る
結果として、仕訳入力が安定します。
伝票辞書の登録手順(概要)
- 「設定」→「伝票辞書」を開く
- 初期登録されている仕訳は使いにくいため、いったん削除
- 「新規作成」から取引を登録
- 現金取引など、分かりやすい単位で順番に作成
摘要欄に「(業者名)」などと入れておくと、 入力時に必要な情報に気づきやすくなります。
仕訳辞書と伝票辞書の使い分け
弥生会計では、
- 1行で入力できる仕訳 → 仕訳辞書
- 1行では対応できない仕訳 → 伝票辞書
という使い分けがおすすめです。
すべてを伝票辞書に登録する必要はありません。
まとめ
伝票辞書は、
- 定型化できる仕訳を
- 考えずに呼び出すための仕組み
です。
一度登録する手間はありますが、 入力スピードと正確性は確実に向上します。
操作の細かい部分は動画で確認し、 文章では考え方と全体像を押さえてください。
次回予告
次回は 「マカロニインポートの初期設定」 を解説します。
Excelデータを仕訳入力に使うための準備として、最初に行っておきたい設定と手順を見ていきます。













